街角のカフェで頼んだ赤ワインは・・・(2010 フランス編・12) [旅先]
市内観光とランチを終えて戻ってきたあと、前を通り過ぎるだけで中を見学できなかったペイ・ベルラン塔に登ってみました。
まわりには高い建物がないので、遠くまでよく見渡すことができました。
できればこのあとワイン・バーにでも行ってみたかったのですが、Barの営業時間にはまだ早かったので、近くのカフェでひと休みすることに。
せっかくのボルドーなので、グラスワインの赤を頼んでみました。
それで、出てきたのがこちら。
「赤」というより、「黒」に近いような。すごい色だな~。
でも味のほうは、色を見て想像するほどの渋さはなかったように思います。
いわゆるハウスワインなので、銘柄は分かりませんでした。
夕食前に、もう一軒立ち寄ってみました。
ワインの聖地にもちゃんとPUBが!
M氏の好物、ギネスです。
店内はクラシックな感じの内装で、本格的なPUBの雰囲気でした。
(この時間帯は、お客さんが屋外の席に集まっていて、中はガラガラ。)
不思議な前菜のランチ(2010 フランス編・11) [旅先]
ワイン博物館を見学したあと、博物館のそばのカフェでお昼ごはんにしました。
近くにはアート系の学校もあるようで若者の姿も見かけましたが、そんなお店でいただいたランチは前菜+メインのコースです。
ところで、こちらが前菜なのですが・・・
“Melon au Porte Blanc”といって、ポートワインの白をかけたメロンらしいです。
前菜としては不思議系のような。
メロンにパセリが散らしてあるのも、メロンにトマトが添えてあるのも意外な感じです。
メインはラザニアでした。
こちらはオーソドックスな味でおいしくいただきましたが、こちらのお店はサイドディッシュにはあまり力を入れていないようですね(笑)
このランチにグラスワインをつけて、二人で27ユーロでした。
ボルドーには大きな船が着く船着場があって、この日もどこからか大型客船がやってきました。
ここは海ではなくて川のはずなのに、こんな大きな船がどこから?と思うほどのサイズですが、クルーズの最中に河口からここまで上ってくるようです。
この船はシルバー・クラウドといって、バハマの船だとか。
お昼にボルドーに着いて、翌日のお昼にまた出航する予定のようです。
こんな立派な船でクルージングを楽しむようなセレブには・・・自分はなれないだろうなあ。
近くにはアート系の学校もあるようで若者の姿も見かけましたが、そんなお店でいただいたランチは前菜+メインのコースです。
ところで、こちらが前菜なのですが・・・
“Melon au Porte Blanc”といって、ポートワインの白をかけたメロンらしいです。
前菜としては不思議系のような。
メロンにパセリが散らしてあるのも、メロンにトマトが添えてあるのも意外な感じです。
メインはラザニアでした。
こちらはオーソドックスな味でおいしくいただきましたが、こちらのお店はサイドディッシュにはあまり力を入れていないようですね(笑)
このランチにグラスワインをつけて、二人で27ユーロでした。
ボルドーには大きな船が着く船着場があって、この日もどこからか大型客船がやってきました。
ここは海ではなくて川のはずなのに、こんな大きな船がどこから?と思うほどのサイズですが、クルーズの最中に河口からここまで上ってくるようです。
この船はシルバー・クラウドといって、バハマの船だとか。
お昼にボルドーに着いて、翌日のお昼にまた出航する予定のようです。
こんな立派な船でクルージングを楽しむようなセレブには・・・自分はなれないだろうなあ。
市内観光のあと、ビミョーなワイン博物館を見学(2010 フランス編・10) [旅先]
ボルドーに着いた翌日、ツーリスト・インフォメーションで予約した市内観光ツアーに出かけました。
見所はかなりコンパクトにかたまっているようです。
屋根のない観光バスに乗って、市庁舎やサンタンドレ大聖堂、ペイ・ベルラン塔、ピエール橋、大時計、ブルス広場などを1時間ほどで見てまわりました。
ヘッドホンで音声案内を聞きながら回るのですが、日本語音声も用意されているのでしっかりと説明を聞くことができます。
この市内観光には、ワイン博物館の見学&試飲というものがセットになっていて、バスで一周してきたあとに、自力で博物館まで行って見物を続行します。
博物館はワイン商の邸宅や酒倉が並んでいたというシャルトロン地区にあるのですが、「ボルドーの博物館ならさぞや立派な・・・」という予想を見事に裏切って、まわりの質素でクラシックな建物にしっかり溶け込みながらひっそりと建っていました(笑)
(そういえば、数年前に行ったブルゴーニュのワイン博物館もわりと質素だったような。)
びみょーな空気を感じつつ中へ入ってみると、あまり見学者も来ていないようで、係の人はヒマそうな様子。
「展示室の2ヵ所にビデオが置いてあるから、見ていらしてね」と言われたものの、ビデオは字幕もなしのフランス語で、外国人観光客にはハードルが高すぎました・・・
そんな中でちょっと面白かったのは「LABEL」のコーナー。
19世紀のラベルはブランド名が分かるだけのシンプルなものだったのが、次第に法律上の表示義務やブランド戦略に応じて変っていったということで、展示されていたムートンやラフィット、ラトゥールなどの昔のラベルはかなり単純なデザインでした。
展示コーナーをまわって帰ってくると、受付 兼 ショップのような場所でテイスティングをさせてもらえます。
白と赤を両方試飲しましたが、ショップに置いてあったワインの価格から想像する限りでは、お手頃なクラスのワインだったのでは・・・と思います。
特に試飲用の部屋を設けてあるわけでもなく、大勢の見学者が来たらさばききれないだろうなあと思うようなスペースでしたが、私たちが博物館にいる間に目撃した他の見学者は3人だけでした。
見所はかなりコンパクトにかたまっているようです。
屋根のない観光バスに乗って、市庁舎やサンタンドレ大聖堂、ペイ・ベルラン塔、ピエール橋、大時計、ブルス広場などを1時間ほどで見てまわりました。
ヘッドホンで音声案内を聞きながら回るのですが、日本語音声も用意されているのでしっかりと説明を聞くことができます。
この市内観光には、ワイン博物館の見学&試飲というものがセットになっていて、バスで一周してきたあとに、自力で博物館まで行って見物を続行します。
博物館はワイン商の邸宅や酒倉が並んでいたというシャルトロン地区にあるのですが、「ボルドーの博物館ならさぞや立派な・・・」という予想を見事に裏切って、まわりの質素でクラシックな建物にしっかり溶け込みながらひっそりと建っていました(笑)
(そういえば、数年前に行ったブルゴーニュのワイン博物館もわりと質素だったような。)
びみょーな空気を感じつつ中へ入ってみると、あまり見学者も来ていないようで、係の人はヒマそうな様子。
「展示室の2ヵ所にビデオが置いてあるから、見ていらしてね」と言われたものの、ビデオは字幕もなしのフランス語で、外国人観光客にはハードルが高すぎました・・・
そんな中でちょっと面白かったのは「LABEL」のコーナー。
19世紀のラベルはブランド名が分かるだけのシンプルなものだったのが、次第に法律上の表示義務やブランド戦略に応じて変っていったということで、展示されていたムートンやラフィット、ラトゥールなどの昔のラベルはかなり単純なデザインでした。
展示コーナーをまわって帰ってくると、受付 兼 ショップのような場所でテイスティングをさせてもらえます。
白と赤を両方試飲しましたが、ショップに置いてあったワインの価格から想像する限りでは、お手頃なクラスのワインだったのでは・・・と思います。
特に試飲用の部屋を設けてあるわけでもなく、大勢の見学者が来たらさばききれないだろうなあと思うようなスペースでしたが、私たちが博物館にいる間に目撃した他の見学者は3人だけでした。
ボルドーに到着、カウパレードを眺めつつ夕食のレストラン探し(2010 フランス編・9) [旅先]
レンヌから超ローカルなフライトでボルドーに到着しました。
こじんまりした印象ですが、クラシックかつセンスを感じさせる街並みが素敵です。
ボルドーでは6月から「カウ・パレード」というイベントが開かれていて、私たちが着いたのはイベント終了間際でした。
街角にとにかくカラフルな牛たちが置かれています。
全部で60頭ほどいたらしいのですが、翌々日くらいには撤収されてしまったので、そのうちのごく一部しか見られませんでした。
どれも非常に個性的でしたが、特に目立っていたのはザ・リージェント・グランド・ホテル・ボルドーの前に座っていたこの一頭でしょうか。
ボルドーに着いたのは夕方だったので、この日はトラベル・インフォメーションで情報収集と現地ツアーの申し込みをする程度で終わりました。
初めての場所でどこへ行ったらいいのか分からないながらも、人が集まっていそうな広場のレストランで夕食。
この日は、「エスカルゴが食べたい」というM氏の希望で、前菜にエスカルゴが入っている「前菜+メイン+デザート」のコースにしました。
こちらの前菜は「French Onion Soup」。(M氏はもちろんエスカルゴです)
オニオンスープという名前ですがこれは魚のスープで、イメージ的にはブイヤベースの具を引き上げたあとのスープに近いでしょうか。
トッピングにクラッカーとチーズ、オーロラソースみたいなものが添えられていて、トッピングとしてはどうなのかと思いましたが、試してみたら意外においしかったです。
私のメインは「Scallop」にしました。
見たとおりホタテにエビのソテーと“魚介系”なので、一緒に頼んだ赤ワインにどうかなーと思いましたが、ソースがM氏のステーキとほとんど変わらない味だったので(笑)赤ワインに合わせてもOKでした。
ガッツリ系のメニューが続いたときにうれしい料理です。
M氏のメインはステーキ。
ソースの味はなかなかでしたが、お約束のように「これでもか」とついているサイドディッシュのポテトは食べ切れなかったようです。
デザートは「パイナップルのパンナコッタ」だったのですが・・・ソースのラズベリーの味が強すぎて、パイナップルの味がいまいち生きていなかったような。
それでもパンナコッタそのものはおいしかったです。
19:00を過ぎないとディナーが始まらないレストランは遅くまでにぎわっていました。
日本ではあまり見ることのできない、絵になる街角です。
レンヌからのフライトで初めて見る「機内食」(2010 フランス編・8) [旅先]
とにかくのんびりした雰囲気のレンヌの空港。
出発便の数も30分から1時間に1本と、まばらです。
ランチのあと、特にすることもなくゲートの近くでぼんやりとフライトを待っていました。
窓の外に見える飛行機はこんな感じ。小さい!!
近くには大型機も見当たらないし、このあたりにはボーディングブリッジもないので、ゲートもいわゆる空港の「ゲート」という感じではありません。
何というか、病院の待合室のような・・・
といっても、待っている人はほとんどいないのですが(笑)
搭乗時刻になると、係員が来てゲートのドアを開け、乗客を案内して歩き出しました。
これまで、ゲートから飛行機までバスに乗って移動する“Boarding by Bus”というのは経験がありますが、歩いて飛行機に乗り込むというのは・・・“Boarding on Foot”というのでしょうか。
この日のフライトは、乗員2人・乗客3人(そのうち2人は私たちでした)の少人数。
これくらい小さい飛行機だと、客室乗務員も存在せず、副機長が何か手に持ってまわってきます。
配られたのは「飴」と「耳栓」。
フライト前に飴を配るのは分かるけど、「耳栓」とは?
はじめは飴だけもらったのですが、副機長が「これ(耳栓)も持っておいたほうがいいですよ」と言うので、もらっておきました。
「耳栓」の意味が分かったのは、離陸した後でした。
小さい機体ゆえに遮音が十分でなく、エンジン音がすごすぎて、耳栓なしではいられないのです。
そしてもう一つ、副機長が配っていったのがこの箱です。
「はいこれ」みたいな感じで渡されたのですが・・・
開けてみると、ミネラル・ウォーターにコーラに、ビスケットにスナック・・・
いちおう、「機内食」でした。
今までいろいろとシンプルな機内食を見たことがありますが、こういうのは初めてです(笑)
箱の外見が機内食とは違うイメージだったので、ちょっと意外でした。
コンパクトなフライトのコンパクトなサービスですね。
レンヌの空港はのんびり・まったり、でもランチはなかなか・・・(2010 フランス編・7) [旅先]
モン・サン・ミッシェルの次の目的地はボルドー。
パリから列車でやってきた私たちですが、モン・サン・ミッシェルとボルドーの位置関係が微妙なので、列車で移動しようと思うと、かなり遠回りをすることになりそうです。
そこで、レンヌの空港から国内線でボルドーへ飛ぶことにしました。
レンヌの駅からタクシーで空港に向かいました。
規模の小さい、のんびりした感じの空港です。
レンヌへ戻るバスの本数が少なく、早めにレンヌへ戻ってきたので、フライトまではまだまだ時間があります。
小さな地方空港なのでお店も少なそうですが、とりあえず2階のレストランでランチにしました。
こちらは、前菜+メインの「本日のコース」の前菜、「トマトとモツァレラのタルト」です。
タルトというよりは、薄いパイ生地を使っているようです。
わりとあっさりしていて、なかなかの味です。
本日のメインは(お品書きによると)「牛の頬肉のブルゴーニュ風煮込み」。
見た目のイメージほど味付けは濃くなく、牛の頬肉はやわらかくて食べやすいです。
適度なボリュームなのも私たちにはうれしいところですね。
もともと利用客が多くなさそうな空港なので、レストランものんびり、こじんまりした雰囲気です。
この日は、空港内の会議室でセミナーが開かれていたようで、セミナー参加者がにぎやかに昼食をとっていましたが、彼らを除けばお客さんは数えるほどでした。
落ち着いて食事ができましたし、ワインも楽しめるレンヌ空港のレストラン“La Passerelle”はなかなかポイント高いと思います。
パリから列車でやってきた私たちですが、モン・サン・ミッシェルとボルドーの位置関係が微妙なので、列車で移動しようと思うと、かなり遠回りをすることになりそうです。
そこで、レンヌの空港から国内線でボルドーへ飛ぶことにしました。
レンヌの駅からタクシーで空港に向かいました。
規模の小さい、のんびりした感じの空港です。
レンヌへ戻るバスの本数が少なく、早めにレンヌへ戻ってきたので、フライトまではまだまだ時間があります。
小さな地方空港なのでお店も少なそうですが、とりあえず2階のレストランでランチにしました。
こちらは、前菜+メインの「本日のコース」の前菜、「トマトとモツァレラのタルト」です。
タルトというよりは、薄いパイ生地を使っているようです。
わりとあっさりしていて、なかなかの味です。
本日のメインは(お品書きによると)「牛の頬肉のブルゴーニュ風煮込み」。
見た目のイメージほど味付けは濃くなく、牛の頬肉はやわらかくて食べやすいです。
適度なボリュームなのも私たちにはうれしいところですね。
もともと利用客が多くなさそうな空港なので、レストランものんびり、こじんまりした雰囲気です。
この日は、空港内の会議室でセミナーが開かれていたようで、セミナー参加者がにぎやかに昼食をとっていましたが、彼らを除けばお客さんは数えるほどでした。
落ち着いて食事ができましたし、ワインも楽しめるレンヌ空港のレストラン“La Passerelle”はなかなかポイント高いと思います。
モン・サン・ミッシェルからレンヌへ移動(2010 フランス編・6) [旅先]
翌朝、7:30頃に外へ出てみると、まだ少し薄暗い感じでした。
モン・サン・ミッシェルは時間とともに表情を変えていくのだそうですが、この日も曇りがちで、「島」に朝日が差し込むところを見ることはできませんでした。
朝の「島」近辺。
羊たちが放牧されています。
羊たちは気の向くままに、左へ右へと平気で道路を横切っていくので、ときどき「羊渋滞」が起きるようです(笑)
モン・サン・ミッシェルをバックに悠然と草を食む羊。
これと似た構図の絵葉書がお土産屋さんにあったような。
昼・夜・朝とモン・サン・ミッシェルの景色を堪能して、次の目的地へ移動するためにレンヌまで戻ってきました。
日帰りの人たちが帰るのは夕方なので、レンヌ行きのバスはガラガラでした。
これから次の目的地のボルドーへ向かいます。
モン・サン・ミッシェルは時間とともに表情を変えていくのだそうですが、この日も曇りがちで、「島」に朝日が差し込むところを見ることはできませんでした。
朝の「島」近辺。
羊たちが放牧されています。
羊たちは気の向くままに、左へ右へと平気で道路を横切っていくので、ときどき「羊渋滞」が起きるようです(笑)
モン・サン・ミッシェルをバックに悠然と草を食む羊。
これと似た構図の絵葉書がお土産屋さんにあったような。
昼・夜・朝とモン・サン・ミッシェルの景色を堪能して、次の目的地へ移動するためにレンヌまで戻ってきました。
日帰りの人たちが帰るのは夕方なので、レンヌ行きのバスはガラガラでした。
これから次の目的地のボルドーへ向かいます。
隣のホテルのレストランで夕食(2010 フランス編・5) [旅先]
モン・サン・ミッシェルを見学したあと、ホテルに戻ってきて夕食にしようと思ったのですが、私たちの泊まるホテルのレストランは予約で満席だったので、隣のホテル(Le Relais du Roy)のレストランへ行きました。
この日は、M氏がカキを食べたいということで、カキがメニューに入っている前菜+メイン+デザートのコースを選択。
前菜のカキ(6個)。
なかなか豪快な盛り合わせです。
レモン汁をたっぷりかけるとおいしいのですが、海から上がったばかりのように塩味が強い感じでした。
メインはラムショルダーのステーキにしました。
こちらのお肉のほうは適度な塩味でやわらかく、ジューシーでした。
モン・サン・ミッシェルの近くで放牧している羊は、海風にあたった草を食べているので肉そのものに塩味があるそうですが、この羊はどこの羊だったんだろう・・・
デザートはアイスクリームとシャーベットの盛り合わせ・・・のはずだったのですが、これは何だかサンデーのような。
アイスより生クリームのほうが目立っていますね。
M氏のデザートはクレーム・ブリュレでした。
想像していたよりもサイズが大きいですが、おいしそうです。
デザートに合わせてカフェ・クレーメを注文したら、「後じゃなくて今?今すぐ?」としつこいくらいに確認されました。
(そのときはどうしてそんなに気にするんだろうと不思議だったのですが、後日その訳が何となく分かりました)
食事を終えて外へ出ると、さすがにあたりは真っ暗。
ホテルの近所にある水門にかかっている橋の上から、ライトアップされたモン・サン・ミッシェルを撮ってみました。
思い切りズームしましたが、やはり遠かったようです。
もっと近寄って撮るほうがいいのですが、「島」へ続く道は真っ暗で、懐中電灯持参でないと歩けそうにない感じでした。
・・・でも、遠くからでもモン・サン・ミッシェルのこんな姿を見ることができるのは、対岸に泊まった者の特権です。
いよいよモン・サン・ミッシェルへ(2010 フランス編・4) [旅先]
昼食後、いよいよモン・サン・ミッシェルへ向かいます。
私たちが泊まったホテルや食事をしたルレ・サン・ミッシェルから「島」までは1本道です。
歩いて20分程度でしょうか。
観光バスや自家用車で「島」へ来る人たちは、すぐ手前の駐車場に直行します。
車が通り過ぎていく道路の横を、だんだん近づいてくるモン・サン・ミッシェルの姿を楽しみながら歩いていきます。
門をくぐるとすぐ、島のランドマーク的な「ラ・メール・プーラール」が見えます。
モン・サン・ミッシェル名物のオムレツはこのレストランが発祥だということで、私もできれば食べてみたかったのですが、今回は機会を逃しました。
島の入り口から修道院へ向かう道は「グランド・リュ」といって、いわゆる「大通り」ということなのですが、けっこう狭いです(笑)
大勢の観光客でにぎわっていました。
意外な感じがしたのですが、犬を連れて観光に来ている人たちも少なからず見かけました。
(ペットは修道院の中に入れないのですが、このあたりは出入り自由のようです)
入場料を払って、修道院の中に入ります。
このあたりまで来ると、結構高さがあります。
階段の上の展望台からは、駐車場に停まっている車が小さく見えました。
一番手前が島内のホテル宿泊客や関係者用、その外側が一般用の駐車スペースになっているようです。
このあと、ラ・メルヴェイユの内部など、歴史的建造物の見学を楽しみました。
はるばるやってきた甲斐がありました♪
モン・サン・ミッシェルが見えるレストランでランチ(2010 フランス編・3) [旅先]
パリに泊まった翌朝、いよいよモン・サン・ミッシェルへ移動です。
モンパルナス駅からTGVでレンヌへ出て、レンヌからバスで約1時間。
もちろんモン・サン・ミッシェルへ直行できるのですが、私たちは対岸のホテルに泊まるので、手前のバス停で降りました。
パリを朝9時に出発すると、モン・サン・ミッシェルに着くのは午後1時近くになります。
ホテルにチェック・インしたあと、島へ行く前に昼食にしました。
やってきたのは、ルレ・サン・ミッシェル。
「島」を眺められる景観が人気なんだそうです。
このホテルのレストランで、前菜・メイン・デザートの「Express Menu」をいただくことに。
私が選んだ前菜は、「ノルマンディのトラディショナル・パテ」。
写真では厚切りのチャーシューのように見えますが(笑)、しいて言えばミートローフのような感じ。
パテといってもムースのような感じではありません。
このお肉は鶏・・・でしょうか?
メインは「ノルマンディのトラディショナル・シチュー」。
一見、普通のシチューですが、入っているのはお肉ではなく、ホルモンでした。
・・・ということは、ノルマンディの伝統的なシチューというのは「モツ煮」?
最後のデザートは「ノルマンディ・アップルパイ」です。
(今回は「ノルマンディ」シリーズでまとめました)
この生地は、パイというよりタルトでしょうか。
リンゴ入りのカスタードと合って、なかなかおいしいです。
ちなみに、私たちのテーブルからはモン・サン・ミッシェルがこのように見えました。
対岸にあるホテルの中では、やはり特等席のようですね。